飼っている猫が妊娠して子猫を産むことがわかると、ほとんどの飼い主さんは喜ぶかもしれません。しかし、妊娠期間中の母猫は、通常とは違った態度になって戸惑う事もあるのではないでしょうか。
今回は妊娠した猫の特徴と、猫が妊娠した時にどんなケアをすればいいのかご紹介します。

猫の妊娠期間と徴候

メス猫の発情期は、春と秋に訪れます。発情期を知っていれば、妊娠に早く気付けるでしょう。猫の妊娠期間は、60日前後です。乳首が大きくなるのが特徴ですが、見極めるのが難しいかもしれません。
猫の妊娠のサインは、床でゴロゴロと転がることです。発情期のように鳴き声が続いていても、妊娠している可能性が高いです。

妊娠中期までのケア

猫が妊娠すると、しだいにお腹が大きくなってきます。人間と同じように赤ちゃんのための栄養を必要とするので、食欲が旺盛になります。
妊娠中には、母猫のお腹にいる子猫のことも考えた餌を与える必要があります。妊娠時期用の餌をあげるのがベストです。栄養バランスを考えた餌を与えている場合でも、妊娠後期には多めに与えてあげることが大事です。
メス猫は妊娠直前になると食欲が落ちますが、あまり心配する必要はないでしょう。

分娩直前の徴候

猫が妊娠してから分娩するまでの期間は、だいたい60日です。分娩の時期が近づくと、メス猫は特別な徴候を示し始めます。
攻撃的になったり、警戒心が強くなったりなど、飼い主さんにとっては接しにくい状態になるかもしれません。一方で、猫自身が守ってもらいたいと感じて、ふだんより飼い主さんに近づいてくる事もあります。
野良猫は自分で出産しますが、室内飼いの猫だったら、飼い主さんが出産の手助けをしてあげるといいでしょう。家の中で安全に出産できる場所を探し始めるので、猫が安心して子猫を産む事ができる環境作りをしてあげてください。
分娩時期が近づいてきたら、いつも使っているベッドに毛布を置いてあげたり、寝場所が決まっていない猫ちゃんだったら、リラックスして分娩できそうな場所をいくつか用意してあげるといいですね。騒音を防止したり、部屋を整理して猫の移動を妨げないようにするといったことも重要です。

猫の出産過程

猫の出産は陣痛から始まりますが、陣痛の継続時間は数十秒~90分と個体差があります。60分を超えると難産の可能性もあるので、陣痛が始まったときからいつでも動物病院に行けるように準備しておくといいかもしれません。

分泌液の色をしっかりチェック

猫の膣から出てくる分泌液が透明に近い場合は一般的ですが、茶色や緑色のような分泌液が出てくる場合、なんらかの異常がある可能性もあります。陣痛が始まったときから、猫の様子をよく観察しておいてください。
子猫の頭が親猫のお腹から出てきたときも、5分以上経過してしまう場合は、異常があるかもしれません。親猫は子猫を包んでいる羊膜は、通常は自分で破りますが、なかなか上手くいかず、出血がある場合は要注意です。

初産の子猫に要注意

たいていの猫は、一度に複数の子猫を産みます。一匹目が生まれてから、15分~20分で二匹目が生まれてきます。特に気をつけたいのは初産のメスです。出産に必死になるあまり、生まれたばかりの子猫を踏みつぶしてしまう場合も。親猫に踏みつぶされそうになったら、飼い主さんは子猫を少し移動させてあげてください。
猫が子猫を産むと、母猫は自分の胎内から出てきた胎盤は、栄養にもなるので自分で綺麗に食べてしまいます。生まれてきた子猫と胎盤の数が合わない場合、分娩中の以上の可能性もあるので、獣医師に相談してください。

室内飼いの猫は、出産のときに飼い主さんの協力があると、分娩がスムーズにいきます。妊娠しているとわかったら、分娩の準備を始めるといいでしょう。分娩にともなう危険についても、獣医師に相談しておくと安心です。

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