リーダーウォークとは、飼い主の歩くスピードや方向の決定に犬が従う、しつけの基本とも言える歩き方のことを言います。そのリーダーウォークと、リーダーウォークに似た「ツケ」のしつけ方を合わせてご紹介いたします。

最初に覚えてほしい!散歩のしつけでとても重要な「ツケ」

「ツケ」とは、飼い主が歩き始めると犬も歩き、飼い主が止まると犬も止まるといった行動を、飼い主にピタリと寄り添ってできることを言います。ツケができるようになると、急な道路への飛び出しや周囲の人や犬への飛びつきも防止できるので、安心・安全に愛犬との散歩を楽しむことができるようになります。
また、大型や力の強い犬を飼う場合は、「ツケ」を覚えさせることで、犬に飼い主が引っ張られながら散歩することがなくなり、飼い主が転倒してケガをするなどの事故を防ぐこともできます。

言葉だけで動けるようになる!「ツケ」のポイント

ツケをしつけるには、まず、飼い主の左側につくように教えます。左手でリードを持ち、右手にはご褒美のおやつを持って、左側につくように誘導します。犬が左側に来たら、犬が離れすぎないようにリードを短く持ち、おやつを使って視線が合うようにします。そのままアイコンタクトを取りながら「ツケ」と声をかけて一緒に歩きます。犬が歩調を合わせて歩けたときは、ご褒美のおやつをあげてたくさん褒めてあげましょう。「ツケ」という掛け声と歩調を合わせて歩くことに犬が慣れてきたら、おやつなしで挑戦してみましょう。はじめのうちはなかなか言うことを聞いてくれないと思いますが、犬のペースに合わせてトレーニングしていきましょう。

いつからはじめるの?リーダーウォークをしつける時期

リーダーウォークは「ツケ」と似ていますが、基本的におやつなどは使わず、アイコンタクトも主従関係を崩さないために取りません。リーダーウォークをしつけはじめる時期ですが、生後3~4ヶ月は子犬が散歩を開始する一般的な時期なので、その少し前から訓練をはじめてみるといいでしょう。
すでに散歩に出かけているけどリーダーウォークが出来ていない場合でも、しつけることで徐々にできるようになっていきます。まだ何もインプットされていない子犬と比べれば成犬にしつけていくのは大変ですが、焦らず気長にしつけていくことが大切です。

リーダーウォークをうまくしつけるためのポイント

リーダーウォークをしつける目的は、飼い主がリーダーだということを犬に自覚させることです。犬がリードを引っ張るわけでなく、かといって飼い主が引っ張るのがリーダーウォークではありません。飼い主と犬をつなぐリードは少しゆとりがある状態で、飼い主が動くと犬も動くように導いていかなければなりません。リーダーウォークをしつけようとすると、その不満からリードを噛んだりする子もいると思いますが、そんな時は無視するなど反応を示さないことが重要です。飼い主が反応を見せなければ、犬はなにをしても意味がないと悟りおとなしくなるからです。
また、散歩時間のすべてをリーダーウォークできるようになるまでには時間と根気が必要です。まずは短い距離を行ったり来たりすることから始めましょう。家族で犬の散歩を担当している場合は、誰と散歩してもリーダーウォークできるように、全員が身に付けるようにしましょう。
散歩中に愛犬が不慮の事故に巻き込まれたり、飼い主自身がケガをしたりしないようにリーダーウォークなどのしつけは犬と生活を共にするうえで重要なポイントです。子犬の頃からきちんと散歩のしつけをおこなうことができれば、飼い主と愛犬との間に正しい主従関係を築くことができるので、トイレなどのしつけもうまくできるようになりますよ。

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