犬は本来群れで生活してきた動物ですから、多頭飼いをすることの利点はたくさんあります。しかし一方で、多頭飼いによって生まれる問題もちらほら……トイレ問題も、そのひとつ。トイレをいくつ用意するべきなのか、どうやってしつけていくべきなのかなど、多頭飼いの場合のトイレに関わる問題についてご説明します。

多頭飼いの場合、トイレの数は1つ?それとも複数?

多頭飼いの際のトイレは、一概にどうした方が良い、という答えはありません。ケースバイケースで、先住犬や新たに迎えた犬、それぞれの状況を見て考えて行く必要があります。それでは、それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。

トイレの数1つのメリット|しつけや手入れが楽

トイレを共有することで、先住犬の行動から自然とマナーを学ばせることができます。場合によっては、しつけらしいしつけを全くしていなくてもトイレを覚えてくれるなど、多頭飼いならではのメリットと言えるでしょう。

またトイレが増えないことで、掃除などの手間がかかりません。動物を飼っている方ならば分かる通り、トイレの清掃は日常の中でそれなりに手間がかかる作業ですから、シンプルではありますが非常に大きな利点と言えます。

トイレの数1つのデメリット|先住犬のストレス

犬を飼っている方ならばご存知の通り、犬はマーキング行動を行います。つまり、排泄行為にはその場所が自分のものであることを示すという意味合いが少なからず込められているのです。これまで自分だけのテリトリーだった場所で、別の犬がトイレをするようになると、精神的にストレスを感じるというケースがままあります。

もちろん先住犬が今まで通りトイレを使ってくれるならば問題はないのですが、もしトイレ以外の場所での粗相が増えるなどした場合は、きちんと別々のトイレを用意してあげるようにしましょう。

トイレの数複数のメリット|しつけがスムーズ

これはトイレの数を1つにした場合のメリットと重なりますが、実はトイレを複数用意した方がしつけが楽に行える部分があります。先住犬の行動から学ばせる方法は確かに楽なのですが、この場合、先住犬が十分に成熟していることが条件です。先住犬のしつけが不十分ですと、当然それにならった犬もきちんとマナーを覚えることはできません。

数か月単位など、比較的短期間で複数の犬を別々に飼い始めたという場合は、横着せずにそれぞれの成長に合わせたしつけを考えた方がスムーズです。またその他にも、専用のトイレによってそれぞれの健康状態を把握することができるというメリットもあります。

トイレの数複数のデメリット|手入れや持ち運びが大変

当然トイレが複数あれば、その分掃除する手間がかかります。これは言うまでもないのですが、旅行や帰省する際に犬を連れて行くという方は要注意。専用トイレを用意するとそれらを全て持ち運ぶことになってしまうので、思いがけず大荷物で移動することになってしまいます。

親類や友人に一時的に犬を預ける習慣がある方も同様で、トイレを増やすことはそのまま飼い主にとっての負担になることですので、よく状況を見てから購入するようにしましょう。ただし、これらはあくまでも飼い主の都合ですから、犬が現状に不満を抱いているようであれば速やかに対応してあげてください。

まとめ

多頭飼いの場合のトイレは、1つでも複数でも、とにかく犬がストレスを感じないようにすることが大切です。いずれにせよやってみなければ分からない部分もありますので、これから多頭飼いをしようと考えている方は、まずは1つで共有してもらい、それから考えても遅くないかもしれません。

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