キャットフード選びは、飼い主にとっての重要課題です。
ペットショップだけでなく、スーパーマーケットやコンビニでも買えるようになったキャットフード。まぐろ、かつお、とりささみ……。どんなフードがいいんだろう、猫なんだからやっぱり魚?と悩んでしまいます。
ここではキャットフードを選ぶときに注目したい点についてまとめました。

猫は大量の「たんぱく質」を必要としている、だからこそ質を重視

キャットフード選びで最初に注目したいのが「たんぱく質」です。

1日に必要なたんぱく質量(体重1kgあたり)

猫・・・3.0~5.0g
犬・・・1.6~2.5
人間・・・0.8~2.0g

この比較からもわかる通り、猫の体は人間の倍以上のたんぱく質を必要としています。

パッケージ裏の「成分表」を見て、たんぱく質量の多いものを選ぶのが基本です。
ですがそれだけでは、選び方としては不十分です。本当に大切なのはたんぱく質の「質」です。「原材料」に注目してください。

家禽ミール
家禽副産物

「ミール」「副産物」と書かれているものは、くず肉や内臓、骨など食用肉の残りから作られたことを示しています。この表記のあるフードは避けたほうがいいでしょう。肉や魚(ミートファースト)が使われているものを探してください。

必要量が多いということは、健康と成長に与える影響も大きいということです。
「良質のよいたんぱく質」、これがキャットフードの第一条件です。

「ビタミン」「ミネラル」「脂肪」はどうなってる?

これらの栄養素も、猫の健康にも欠かせません。まんべんなく配合されたキャットフードを選びましょう。

ビタミン

猫は人間と違い、ビタミンCを体内で合成できます。なのでビタミンCを食事から摂る必要はありません。
重要なのはビタミンB類、A類です。充分摂れていないと、食欲不振や体重減少のほか、尿路結石の原因にもなります。

ミネラル

カルシウム、リンの摂取が充分でないと骨や歯が弱ってしまうのは、人間と同じです。

脂肪

野良から保護したばかりで栄養状態が悪い猫、痩せ気味の仔猫などには、脂肪分の多めのキャットフードが必要です。逆に太り気味の猫には脂肪分を控えたフードを与えましょう。このあたりの調整は、これも人間と同じです。

年齢によって必要な栄養量は変化していく、だから「対応年齢」

キャットフードの選び方、次にチェックしたいのが「対応年齢」です。

体の成長に必要不可欠なミネラル「カルシウム」。年齢により必要なカルシウム量は変わってきます。カルシウムだけではありません。前述したビタミンや脂肪なども、成長期と成猫、高齢期では必要量が違います。

完全室内飼いであれば12歳以上の猫も珍しくなくなりました。ですがキャットフードの表記では7歳以上が「シニア」になっています。猫にも高齢化社会が訪れているのです。
機能の低下していく内臓に負担がかからないフード、自然と落ちていく食事量からでも充分な栄養を摂れる高栄養フード。年齢だけでなく猫の健康状態に合わせて、フードをセレクトしていく必要があります。

キャットフードに表記されている「対応年齢」を参考に、猫の成長に合わせてフードを変えていきましょう。

実は……猫は「炭水化物」を必要としていない

猫は本来肉食です。穀物や小麦などを口にすることなく生きていました。人間にとっては重要なエネルギー源ですが、猫の体は炭水化物を必要としていません。なので猫が炭水化物を消化吸収する力はとても弱いのです。

しかし原材料の一番最初に穀物が書かれているキャットフードは多くあります。

理由のひとつに、穀物のほうが肉や魚より安価だということが挙げられます。
価格の安いキャットフードのなかには、肉より安い穀類でかさ増ししている場合もあります。

ドライフードに含まれる炭水化物が35%以下なら問題なく消化できます。ですが40%を超えてしまうと胃腸への負担が大きくなります。下痢や腸内のガスが溜まる「鼓腸」などの症状のほか、高血糖(高グルコース血症)や尿糖を引き起す可能性が高くなります。

「穀物不使用」にこだわる必要はありませんが、穀類が主原料として挙げられているキャットフードは避けたほうがよいでしょう。

キャットフードの基本は、「総合栄養食」

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