犬と人間の関わり方は変化している

犬のしつけ方などを見ていると、本やサイトによっても大きく意見が分かれるものがたくさん目につきます。特に飼い始めたばかりの場合は混乱する人も多いようです。

トイレや噛み癖、散歩の時のしつけなど基本的なものは別として、それ以外のしつけは、飼い主が自分の犬とどう関わりたいかで決めるべきではないでしょうか?

犬をどう飼うかで、それに合った愛犬のしつけを考えてみましょう。

人間の生活においての犬の存在の変化

犬種によっても異なりますが、犬はその昔は何らかの労働を目的として飼育されることの多い動物でした。もちろん、性格の温厚化や小型化など改良を重ねて今日に至っている犬がほとんどです。

狩猟に利用されるものや家畜をまとめる役割を担っていたもの、中には軍用犬として利用されていた犬種もいます。

一部、歴史的にも早い時期から愛玩犬として上流階級の層を中心に寵愛されていた犬種もいますが、多くの場合は人間の何らかの補助として利用されてきたのです。

救助犬や警察犬、盲導犬などは現在でもそれぞれに適した犬種を中心に活用されていますが、それはごく一部の特殊な例で、現代ではそれ以外は家庭犬として飼育されている犬が増えています。

今回は、その家庭犬に絞って書いていきたいと思います。家庭犬の場合は、室内飼育と屋外飼育の二つに分けていくとそれぞれの関係性やしつけの違いが分かりやすくなります。

犬を屋外で飼育する場合の考え方の傾向と飼い主との関係

屋外で飼育している場合に、主に番犬としての役割で飼っている人が多いようです。それ以外では、犬は外で飼うものという従来の日本でも多かった考え方を持っている人もいます。

また、仕事や家族の事情など、何らかの理由で犬を室内で飼えないという家庭もあるようです。臭いが気になったり、抜け毛で室内を汚したくないという人もいます。

屋外飼育の場合は、飼い主との関係性が室内飼育に比べるとやや距離感ができやすくなります。ごはんの時間や散歩、または個別に遊んでくれる時以外は飼い主のそばで過ごす時間が室内に比べるとかなり少ないのが一般的です。

屋外で飼育する場合は、犬と飼い主の居場所がしっかり区別されているということもあり、犬との上下関係を作りやすい傾向があります。ただし、屋外飼育をしている場合でも、散歩や日々の世話を怠ってしまえば犬をコントロール出来なくなることも十分あります。

屋外飼育の場合に特に注意したいことは?

犬は、犬種ごとの性質や個体によっても性格はさまざまです。大人しい犬や臆病な犬、人間が大好きな犬や人見知りの犬もいます。臆病な犬や人見知りが激しい犬は屋外で飼育するのは犬にとって非常に苦痛なものです。

一般的に番犬に適していると言われている犬種であっても、その中で性格的にも屋外に向いている犬を選ぶことが大切です。もちろん、犬小屋の用意は必須ですし、雨風や陽射しをしのげる清潔な場所は必要になります。

犬を屋外で飼育する人の中には、散歩をあまり重視しない人もいますが、屋外飼育こそ散歩は重要なんです。屋外で飼われている犬は、繋がれている為、ストレスを受けやすい傾向があるからです。

フリーにできる場所で思い切り遊んであげたり、天候や時間の都合がつく限り、できるだけ毎日お散歩させてストレスが溜まらないようにしてあげましょう。ストレスで訪問客を噛んでしまうということもあるからです。

屋外飼育で気をつけたいしつけは?

屋外の場合には、人に飛びつかないようなしつけが大切です。宅配や検針など正当な用事や仕事で訪問する人に飛びついてしまうのは、それらの人達の仕事のさまたげになりますし、ケガをさせてしまっては大変です。

また、無駄吠えさせないのも大切なしつけです。番犬が目的の場合なら不審者や異変で吠えるのは当然の目的ですが、寂しくて吠えてしまったり要求吠えが目立つと、屋外だけに近隣への迷惑が大きくなります。

屋外の場合にはこれらのしつけを重要視するだけではありません。繋いでおく場所も考える必要があります。

たとえば、人通りの多い道路に面した家の場合には、通りの人に簡単に触れる位置だと、通行人との思わぬトラブルに発展することもあるからです。

塀から顔を出している犬を撫でて噛まれてしまい、賠償問題に発展するというケースも実際に起こっています。また、人が好きな犬の場合には盗難も心配されます。

室内飼育で上下関係をしっかりつけたいなら

室内で飼育するケースは年々増える傾向があります。室内で飼育することは、犬をさまざまなストレスから守りやすいということもありますが、一番のメリットは衛生的だということです。健康上の理由からも推奨するケースは増えています。

衛生上の問題や盗難を回避したいのが一番の目的で、犬との上下関係をしっかりさせたいという場合には、犬と飼い主の居場所をしっかり分ける必要があります。

一番分かりやすいのはサークルやケージに入れて飼うことです。これは幼犬の頃から徹底しておく必要があります。室内でフリーにする時間があっても就寝時間や留守番など、一定の時間は必ずサークルやケージで過ごすしつけをします。

屋外飼育との違いは繋がれていないことと外部からストレスを受けにくいことですが、行動制限がある分、やはりストレスはかかる為、ストレス解消と運動の為に散歩はもちろん不可欠です。

ベッドやソファーに上げたくない場合

室内で飼育していて、ベッドやソファーにはあげたくないという人もいます。徹底したいなら、普段はサークルかケージに入れて飼育するのが望ましいですが、幼犬の頃からやっていないとなかなか矯正は難しいものです。

中には、ソファーやベッドに上がる習慣がついたまま成犬になった犬を、叩いたり音で脅かしたりといった方法で矯正するしつけもあるようですが、萎縮してしまう可能性のほうが高いのです。

犬は叩いてしつけすると、一瞬は従うように見えるので成功した印象を受けやすいですが、飼い主への信頼が薄れることもあります。また、過剰にしたりやり方を間違えると、性格によっては恐怖心から反撃で噛むようになる犬もいます。

犬にいけないことを教えるのは無視と中断、そしてできた時に褒めるのが効果的です。ソファーに乗ったら下ろしてケージに入れたり、「ダメ」と言って下りたら褒めるなどを幼犬から徹底しましょう。

散歩でもしっかり上下関係をつける

屋外飼育でも、室内飼育でも、犬との上下関係をしっかりさせて飼い主がリーダーであることをしつけるには、散歩の仕方も大切です。常に飼い主の横にぴったりつくように訓練しましょう。

しつけはどれも重要なのは幼犬の頃から徹底しておくことです。散歩など行う人が複数いる場合にはしつけを統一しておくことが求められます。

散歩の時には飼い主より先に行かないようにします。リードを短めに持つのも飼い主の横について散歩しやすい条件です。常に飼い主の歩調に合わせ、先に出たり走りそうになったらリードをぐっと引き愛犬を見ます。愛犬が止まってアイコン宅をしてきたら褒めてあげましょう。

犬のしつけは繰り返しです。飼い主の歩調で歩くのはお散歩デビューからしつけます。デビュー前に室内で練習しておくのもいいですね。

しつけの基本は恐怖心ではなく信頼

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