犬にとってリーダーの不在は不安なものです。家庭犬の場合は飼い主さん家族が犬にとっての群れです。その群れにちゃんとしたリーダーがいることが犬と上手に暮らしてゆくためには大切な事なんです。

犬が飼い主さんを良きリーダーと認めていれば、飼い主さんの命令を忠実に守る良い犬になり躾なども上手くゆきますが、反対に飼い主さんが犬にとって良きリーダーではないと犬に思われていると、犬はいろいろな問題行動を起こしたりします。

犬の群れには必ずリーダーがいます

犬のご先祖は、長く群れを作って行動してきました。そして、群れには必ずリーダーがいて群れのメンバーに命令を与えたり、群れを守ったりしてきたのです。

人に飼われるようになってからは、犬にとって群れのリーダーは人に代わりました。始め人にとって犬はペットではなく人のための仕事をこなすために飼われていました。猟犬は獲物を追い出したり、捕獲したりし、番犬は与えられた場所を守ってきました。

ペットとして飼われるようになり、人と犬との関係が変化しました

リーダーである人間は、犬にきちんと安全な場所を確保し、食事を与え、それぞれの役割を果たすことでご褒美をあげたり、褒めることで犬のやる気を出させ犬との良好な主従関係を築いてきました。

犬と人は対等ではなく、あくまで人は犬のリーダーだったのです。

でも、近年犬は、仕事をするためでなく人を癒す愛玩犬・ペットとして人に飼われるようになってから、人と犬との関係に変化が起こり始めました。

犬は働く頼もしい存在から、癒しの存在になりました

以前、犬と言えばたいていが室外に住居を与えられ、食事も外で食べていました。しかし、ペットとして飼われるようになってから犬を室内で飼う人が多くなり、食事も室内で与えられるようになりました。

厳格に、内と外という住み分けが無くなり、室内で共に過ごすうちに犬の立場は人と近くなってきたのです。

そして、人の犬に対する態度も仕事をするための存在から、愛情を注ぐための存在に代わり接し方にも変化が出てきました。

人間と暮らす犬は、犬社会のルールがわからない場合もあります

家族の一員として室内で共に暮らしている犬の中には、小さいうちにペットショップから買われ、単頭飼いの場合には他の犬と接する機会も、ほとんどなく成犬になる犬もいます。犬社会に触れることなく、人間の中で育ってしまうと犬同士の付き合い方もわからなくなってしまいます。

また、特に可愛がられて我儘放題に育った犬の場合、自分が家族のリーダーだと思っているので他の犬に対して攻撃的になる犬もいます。

しかし、これは犬にとってあまり良いこととは言えません。

あくまで家族の中でのリーダーは飼い主さんである方が、犬も安心して暮らせるのです。

犬にとって良いリーダーは安心と安全を与えてくれます

犬にとってリーダーとは群れをまとめ安全に暮らせるようリードしてくれる存在です。安心して休める場所を定め、群れ全体が食べるのに困らないよう狩りを指示したり、危険が迫れば仲間を守る自分より強い存在が犬にとっての良いリーダーなのです。

たいていの飼い主さんは、犬に安全な場所を与え、食事を与え、散歩に連れ出したりはしていますよね?

リーダーとして大切な安心して休める場所と食べ物は与えているのです。

では、なぜ犬はあなたをリーダーとは認めてくれないのでしょう?

犬の良きリーダーになるため、主従関係をハッキリさせましょう

安全な場所を与え、きちんと食事を与える、この2点に関しては大抵の飼い主さんは犬にとっての良きリーダーです。

でも、もう1つ一番大切なことが欠けているために犬にとってのリーダーに成れない飼い主さんが多いのです。

それは、犬にとって飼い主さんが自分より強い上の存在であると認めさせることです。

これが出来ていないと、安全な場所を与えても、食事を与えても、犬は自分のリーダーとは認めてくれません。

良いリーダーになるため子犬の頃から毅然とした態度が大切です

子犬は、とても可愛いものですよね。
そんな子犬にメロメロになって、何でも要求を叶えてあげたりしてはいませんか?
粗相をしても、無駄吠えをしても「まだ、小さいから仕方ないな」と許してあげてはいませんか?
成長した犬が、唸ったり、吠えたりしたときに怯んだり、おびえた表情をみせたことはありませんか?

これらの行動をとっていると、犬は飼い主さんより自分の方が偉い上の存在だと勘違いしてしまいます。犬に対して毅然とした態度をとり自分が上であることを教えないと、我儘で手に負えない犬になってしまうこともあるので注意しましょう。

まとめ

犬にとって自分が家族のリーダーであることは、その犬の性格にもよりますが、決して幸せな事とは言えません。飼い主さんが犬にとって良きリーダーである方が、犬にとっては落ち着いて穏やかに暮らすことが出来るのです。

また、リーダーと認められていないと、基本的な躾も上手くいきませんし、犬が高圧的な態度に出て手に負えなくなってしまうこともあります。

そんなことにならないように、犬に対する態度に注意して接することを心がけて下さいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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