春からノミやマダニの駆除は必要です

ノミと言えば猫を連想するほど、猫には寄生しやすい代表のようなものです。特に気温が13度を超える暖かい時期になってくるとノミの繁殖が活発になってきます。

そう、ちょうど気候も良く外に出るのが気持ち良い時期なんです。

最近は室内飼いが増え、自由に外に出している猫は減っていますが、それでも一戸建ての場合には庭だけ定期的に散歩させるという飼い主さんは少なくありません。ベランダや庭にちょっと出るだけでも、繁殖の盛んな季節には油断出来ないものです。

また、飼い主さんが外からうっかり持ち込んでしまうことだってあるんです。

ノミの寄生は危険がいっぱいです

出典:shutterstock

猫にノミがついてしまうと、当然ですが血を吸われて痒みを発します。軽くて爪で引っ掻いてしまうこともあり、傷が出来てしまうとそこから新たな病気に繋がったり、脱毛や湿疹などが見られることもあります。

犬を一緒に飼っている場合にはその犬にうつしてしまうことにもなります。また逆の場合もあります。ノミは成虫の状態で付着しても、室内に持ち込まれた状態で産卵を繰り返してしまえばそのまま増えていく危険性もあるんです。

一度室内で繁殖が始まってしまうと、そこから完全に駆除するのは大変なものです。多頭飼いしている場合には、それぞれのペットにうつっていくことになります。

マダニは草むらなどに生息していることが多いです

マダニも同様で、草むらなどに生息していることが多く、猫の体に吸い付いてしまいます。猫は地面や草の上で体をこすりつける習慣があり、その時に付着してしまう可能性は十分高いのです。

マダニは、血を吸っていない状態の始めの頃は1mm程度とかなり小さく気づきにくいものですが、血を吸い続けることで大豆ほどの大きさにも膨らみ、肉眼でも分かります。また、こまめにブラッシングなどの手入れをしていても、ある程度の大きさになって初めて気づくこともあるようです。

マダニは屋外が主に生息場所であり繁殖場所ですが、飼い主の衣服に付着して持ち込まれたり、犬がいれば散歩などの外出の際にくっついて持ち込んでしまうこともあります。

ノミ・マダニ予防を怠ると起こること

一度ノミが持ち込まれると繁殖していまいます

いずれにしても何らかのペットを飼っていれば、マダニやノミが寄生する危険性はいつでもあると考えて良いでしょう。また、ペットを飼っていながら何も予防をしていない家へ訪問することで運んでしまうこともあります。

愛猫に寄生したノミやマダニは、当然ですが血を吸うだけではありません。恐ろしいのは、もっとその先にあります。特に、気づかないまま温かい室内で繁殖を繰り返し始めてしまえば、あっという間に増えていくことになります。

実際には、真冬でも室内に卵が落ちてしまいクッションなどに紛れて保護されてしまえば、その後成虫になる可能性もあるそうです。ノミが繁殖しやすい条件は高温多湿です。それを考えたら、冬でも暖房の効いた室内では十分繁殖は可能ということになります。

一度ノミが寄生してしまい吸血されてしまうと、ノミの唾液に含まれている物質によってアレルギーになることも少なくありません。特に気づかないまま繁殖し、多数の飲みに吸われてしまうことで貧血を起こすこともあります。

最近ではブラッシングをこまめにしたり、しっかり被毛の手入れをされている猫が多い為そこまで気づかないことは稀かと思いますが、毎日のお手入れの時に愛猫の皮膚が赤くなっていたり、湿疹があったり、いつもとは違う脱毛が見られる時には早めに動物病院に相談するのも良いでしょう。

マダニが寄生してしまうと深刻な病気や感染症の危険性も

マダニの場合には、もっと深刻な病気や感染症に発展する危険性もあります。始めは小さかったマダニでも肉眼で確認出来るほどの大きさになった時には相当血を吸っていることになり、簡単に猫の体から離すには難しい状態になります。

マダニの口の先端部分は猫の皮下に食い込んでいることが多く、無理に引っ張って剥がしてしまうと、その部分だけが皮膚に残ってしまうこともあるんです。そこから化膿してしまうこともあるんです。見つけた時には動物病院で適切に取ってもらうことをおすすめします。

ノミと違い吸血を始めたら一ヶ所にじっとしていることが多い為、パンパンになるまで吸い続けて自分から外れて移動しない限りは、外すまで何処かにいなくなることはないようです。

こうしたノミやマダニの予防や駆除には、さまざまなものが出ていますが、最も一般的で飼い主が使いやすいものがフロントラインプラスです。既にペットを飼っている人なら使い続けている人も多いと思います。

フロントラインプラスは、ノミやマダニの成虫を駆除するだけでなく、ノミの卵や幼虫も駆除することで産卵と孵化といった繁殖スパイラルを防止する効果が高いのです。

ノミ・マダニを寄せ付けない効果が高いのも大きなポイントで、使われている理由です。さらに脂に溶けやすいという性質があり、皮膚に塗布することで吸収率が高く、安全性も高いのが多くの動物病院を始め一般でも使われている大きな理由なんですね。

フロントラインの理想的な投与期間はどれくらい?

投与可能な月齢と開始時期はいつ?

出典:shutterstock

フロントラインプラスは、月齢2ヶ月からの子猫に使用することが可能です。年頭に生まれた子猫の場合であれば、まだ数ヶ月でフロントラインプラスを投与することになりますが、さすがに小さな子猫で初めての場合には獣医さんに相談することをおすすめします。

特に何らかの事情で発育が遅れ気味の猫や、疾患を抱えている場合には、飼い主が自分で投与するのは避けたいものです。生後初めての投与は動物病院へ連れていく方が安心出来ると思います。

フロントラインは、ノミやマダニの活動が活発になる時期から投与を開始します。地域にもよりますが、気温が13度を超える日が増えてきた辺りを目安に、3月下旬から10月下旬の間で行っている飼い主さんが多いようです。ノミやマダニが活動、繁殖しやすい時期が春から夏にかけてになるので、この期間をしっかり予防することが大切です。

フロントラインプラスは一箱に6本入っています。関東であれば、4月の下旬から始めて9月の下旬で終了し、一箱で済ませるという飼い主さんは多いようです。中には飼育環境や暖かい地域など、ノミやマダニの繁殖が長く心配される場合には、半年以上か1年中予防する飼い主さんもいます。

いずれにしても、春から夏にかけての半年を目安に、後は実際の飼育環境に合わせて開始月や期間を決めるのが適切です。投与自体は毎月決まったタイミングで実施します。

間隔が空き過ぎても効果が消えてしまいますし、逆に間隔が短い場合には猫の体に負担をかけることもあります。また、猫が健康でいる限りは毎年続けます。

投与する時に注意することは?

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