もしも愛猫が輸血を必要としたらどうすればいいの?

人間の場合、病気や手術、事故などで輸血が必要になっても、血液型の検査が受けられる病院も多いですよね。また大きな病院には輸血用の血液のストックがあり、献血もあるので安心です。

猫が輸血が必要な病気になった時のためにも、
「血液型は?」「輸血はできる?」「健康な猫なら献血できる?」などの疑問についてお話しします。

猫が輸血を必要とする状態、それはどんな時?

出典:shutterstock

猫は腎不全等の貧血の症状が起きやすい疾患になりやすく、ネギ類等の摂取で貧血を招くこともあります。

猫エイズや猫白血病などは「再生不良性貧血」や「血小板減少症」を発症することで貧血が重症化しやすく、輸血の可能性が高くなります。

他に、手術や事故等によるケガでの出血量が多いと輸血が行われることもあります。

猫の輸血はすぐにできるのでしょうか?

輸血をしたくても、現状は全動物病院で血液型の検査が可能ではなく、輸血用の血液を確保している病院が限られています。

猫の血液型はA型がかなり多いので、元々の数が少ないB・AB型の輸血用血液の確保は特に難しい現状も。

事前に血液型検査が可能か、かかりつけの医者に確認し、血液型を知っておくと安心ですね。

輸血前の検査や副作用はあるのでしょうか?

猫も同じ血液型を輸血しないと拒絶反応を起こす危険があります。
特にB型の猫にA型の血液を輸血した場合、より重篤な症状が出現すると言われています。

そのため輸血前には、輸血を受ける側に採血をし、輸血用の血液と受ける側の血液が一致するかをみる「クロスマッチ検査」を行います。
一致した場合にのみ輸血が可能です。

猫の輸血用血液の確保、それは献血です

大きな動物病院では、健康な6歳ぐらいまでの猫を飼っていて、「供血猫」として献血に協力してもらっています。

かなり大きな病院でない限り、輸血に足りる量の確保は難しく、医療用の代替血液や、病院間で連携することで実施している場合もあります。

病院によっては、献血ボランティアとしてドナー登録を募集するところも。

献血猫になるにはどうしたらいいのでしょうか

出典:shutterstock

「ワクチン接種済みの完全室内飼い」
「体重4-4.5kg以上で肥満がない」
「持病や感染症等がない健康な猫」が適しています。

尊いことですし、協力者には特典がある病院もあります。しかし、猫の意思とは無関係のためストレスも多く、一時的な貧血や心臓疾患のリスク等も言われていますから、慎重に判断しなければなりません。

まとめ

様々な病院で献血システムへの取り組みはなされているものの、特に猫は血液型の割合が特殊で、猫の血液が長期保存に向かないこともあり、輸血用血液の確保は難しいのが現状です。

いざという時のためにも、血液型の把握や輸血への知識を持っておくことは大切です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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