外耳炎にかかりやすい犬の特徴は何でしょうか

一般的に外耳炎にかかりやすいのは、耳の形が垂れた犬です。立った耳の犬に比べて耳の中が蒸れやすく、外耳炎の原因になる菌類が繁殖しやすい環境を作ってしまうからです。

次にアレルギー体質の犬も外耳炎になりやすい傾向にあります。これは耳の中に出来た小さな傷などが炎症を起こしやすいからです。

他にも耳の中の毛が多い犬は手入れが行き届かず不衛生な状態が菌の繁殖を助ける場合や、皮脂の分泌量が多い犬も外耳炎になりやすいと言われています。

外耳炎になりやすい犬種はあるのでしょうか

出典:shutterstock

耳の中で細菌が繁殖することが、外耳炎の原因の一つであることから細菌の繁殖しやすい環境になりがちな垂れた形の耳を持つ犬種は外耳炎になりやすいと言えます。これに当たる犬種が、パグ、トイプードル、シーズー、レトリーバー種などです。

反対に、柴犬、フレンチブルドッグ、チワワなどの耳が立った形の犬種は、常に耳の中が乾燥しているので垂れた耳の犬種に比べると外耳炎にかかりにくいと言えます。

犬の体質と関係があるのでしょうか?

体を触った時に、なんとなくぺたぺたしたり、頻繁にお風呂に入れないと被毛がペタッとしてしまうような犬は、体質的に皮脂の分泌が多いと言えます。そのような犬の場合、皮脂を栄養源として繁殖する細菌による外耳炎になりやすい傾向にあります。

また、アレルギー体質の犬も、普通の犬に比べて炎症を起こしやすいため、外耳炎にかかりやすく、一度かかると悪化しやすいのが特徴と言えるでしょう。

耳のお手入れがしにくいトイプードルなどは要注意!

耳の中の毛が多い犬の場合も、通気性が悪くなってしまうため外耳炎を起こしやすくなります。特にトイプードルは耳の形もたれ耳の上、耳の中の毛が多いので注意する必要があります。

また、耳の中の毛が多いと手入れがしにくいだけでなく、毛が刺激となってチクチクして、それを不快に思い耳を掻いてしまう場合があるり、ひっかき傷が原因となって外耳炎になる場合もあります。

外耳炎の症状は?どんなことに注意をすればいいのでしょうか

犬が異常に耳を痒がったり、痛がったりする。耳だれがでている。そんな症状を見つければ流石にすぐ気がつきますが、そこまで悪化してしまう前に、つねに犬の様子に気をつけていれば、もっと初期の段階で外耳炎を見つけることが出来ます。

ブラッシングの時、耳に触られるのを嫌がるとか、なんだか耳が臭い、良く首を振ったり、首のあたりを掻いている。そんな兆候を見かけたら、外耳炎の初期症状の可能性があります。

早めに気が付いて治療をすることで悪化することを防げるので、普段からよく犬を観察することが大切です。

外耳炎の予防に大切なのは、耳を清潔に保つことです

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外耳炎の予防に大切なのは、耳を清潔に保つことです。ただし、耳は大変デリケートなので、あまりやり過ぎてしまっては危険です。耳の入り口付近の毛はカットし、耳の中の毛などは無理に抜いたりしないようにしてガーゼやコットンなどを使って拭くようにするだけで十分です。

また、綿棒は奥まで入り過ぎて危険なので、使わないようにして下さい。目安としては、月に1~2回をで良いでしょう。

普段からお手入れを嫌がるような犬の場合、耳の中を掃除している時暴れてしまうと危険なので、普段から手入れを嫌がらないようにしつけておくことも大切ですね。

外耳炎になってしまったら、病院で受診しましょう

もし、愛犬が外耳炎になってしまったら、炎症を抑えるための飲み薬や塗り薬を処方してもらい医師の指示に従って耳のケアをします。

ただし、アレルギー体質の犬でアレルギーによる炎症が原因の場合は、並行してアレルギーの治療を行い、アレルゲンの可能性のあるおやつなどは避けるようにして下さい。

また、外耳炎を悪化させる原因にもなる皮脂の分泌が多い犬は食生活が、皮脂の多くなる原因の場合もありますので、医師に相談してみると良いでしょう。耳ダニの感染の場合はダニを駆除することで改善されます。

外耳炎予防のために、注意したいこと

犬をお風呂に入れた時、入浴後は皮膚が柔らかいので耳を傷つけないように気をつけて、あまり耳の中をゴシゴシ拭いたりしないようにしましょう。

散歩の際は、草むらや藪などに入り込んでしまうと、草で耳を傷つけたり、草の実などが耳に入ることで違和感を覚え耳を強く掻いてしまうこともあり危険なのでなるべく入れないようにして下さい。

また、耳ダニがいる犬との接触で耳ダニを移されることもありますので、ドッグランなど沢山の犬と接触する場所でも気をつけるようにしましょう。

まとめ

犬は、耳の形や、体質、皮脂の量、耳ダニなどが原因で、耳を清潔にしていても外耳炎にかかってしまう場合があります。

耳を清潔に保つことはもちろん大切ですが、普段からの犬の耳の匂いを嗅ぐ、犬のしぐさを観察するなどの習慣をつけて、外耳炎にかかってしまったら、なるべく早期に発見し治療を受けさせることも大切ですね。

最後までお読み頂き有り難うございました。

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