子犬を迎える、飼い主が何歳までなら大丈夫なのでしょうか

犬も人間同様年を取ります。しかし、その前に成長期があります。犬種や個体差でその体力や運動量は差がありますが、飼った以上は散歩や適切な世話が求められ、飼い主の義務となっています。

若い頃から飼い続け、既に老犬になっている場合には運動量も限られますが、新たに子犬を迎えたいなら、ちょっと考えてみませんか?

犬が寿命を迎える頃、自分が何歳になっているかを考えてみましょう

全部ではないようですが、ペットショップやブリーダー、里親募集をしている団体では、犬を迎える際の飼い主の年齢制限をざっくりと設けているところも少なくありません。

その犬が天寿を迎える時にその人が何歳か?最後まで世話をすることが可能か?ということを考慮しているからです。この最後まで世話をするというのは、「動物愛護管理法」でも明記されています。

正確な設定は特にありませんが、犬が寿命を迎える時に60代位というのが理想的な年齢と考えるところが多いようです。他には、持病など自分の体力も考慮すると理想的です。

高齢者が元気な成犬を飼育する場合の問題点

出典:shutterstock

足腰が弱ってしまい、思うように歩けない高齢者が元気に飛び回る若い犬を連れていることがあります。

見た目の雰囲気から70代後半か80代くらいの方でも子犬を連れている時があります。中にはリードを引いての散歩が出来ず、放し飼いにしている人もいます。車椅子で連れていたり、杖とリードを持ち、転びそうな高齢者も少なくありません。

当然ですが、犬が車道に飛び出してしまったり、万が一人に飛びついた時にはすぐに走りよることも制止することも出来ません。
周囲への迷惑もそうですが、犬に何かあっても守れないということです。

家庭内でも懸念される問題を考えてみましょう

年齢に関係なく、突発的な病気やケガは誰にでも起こります。しかし、やはり高齢者の方がそのリスクは高くなります。

一人暮らしの場合には、最悪突然死といったことも想定され、そんな事態になった時の犬の飼育は高齢者の場合の大きな懸念材料となります。一人暮らしで犬を飼っている人は年齢に関係なくたくさんいます。

しかし、自分に何か起こった時に犬をペットホテルや知り合いに預けたり、適切な手配や配慮も困難な状況になりやすいといった面も高齢者の飼い主には多々見られるようです。

また、体調の変化で介護を要するようになったり、施設入居などの場合には、犬を手放すことにもなります。

高齢になると、犬に十分なケアや食事を与えられないという不安もあります

犬を飼っていると、毎年の混合ワクチンや狂犬病予防接種、フィラリア予防にマダニ、ノミ対策など、さまざまな基本的な予防以外にも、突発的なケガや疾患にも病院を受診させたりと、健康上必要なケアがたくさんあります。

飼い始めの子犬の頃はまだ病院などの外出も容易だった人が、数年で健康状況が変わってしまうことは、歳を重ねると珍しいことではありません。

その他、餌やりや飲料水の補給、歯みがきや被毛の手入れなど、健康に保つ為にはさまざまな日常的な世話も求められ、それは一生続きます。

これらの世話が突然怠りがちになったら?またはまったく出来なくなったら?犬には飼い主しか頼れる人間はいないことを頭におきましょう。

寂しいという理由で安易に飼う前にしっかり考えましょう

出典:shutterstock

最近は高齢者の単身者世帯も増えていることで、寂しいとの思いから犬を飼育する人も増えているようです。この高齢者の単身者世帯の増加も関係しているといっても過言ではないかも知れません。

犬の寿命などを考慮し、販売しないショップや断っている里親サイトも多いようですが、それでも飼育している高齢者はいます。

前にも書いていますが、高齢者が犬を飼うのがいけないということではありません。若い時から飼い続けており、お互いが歳をとったという飼い主と老犬もいます。

しかし、高齢になってから子犬を飼うのはまったく事情が違います。自分がいなくなったり、体が動かなくなった時に愛犬がどうなるか?考えて欲しいですね。

犬好きでも、先のことを考慮して断念する高齢者もいます

犬が好きだけど、年齢を考えて飼わない人もいます。健康的でしっかりしている高齢者や、まだ60代に入ったばかりでもそう決めている人も少なくはありません。

その理由は、散歩が十分出来ないことと長生きした時を考えて決めているという人がほとんどです。無責任に迎えて可哀想な思いをさせたくないという配慮をする人は増えています。

また、若い時に犬を飼っていて、その一生を一度見ている為に、自分が十分対処してあげられるかを分かっているということもあるようです。高齢で子犬を飼ってしまうのは、飼育経験が無い場合も少なくないようです。

また、50代より若い年齢でも、持病など健康状態によっては早く断念する人もいます。

それでも、ペットを飼いたいというときはどうしたらいいのでしょう

年齢にもよりますが、犬などの運動量の多いペットは避け、世話が容易な小動物や短命のペットを飼育する人もいます。

どうしても犬が好きな人なら、同居しているお孫さんや離れて暮らすお子さん夫婦にプレゼントして時々一緒に散歩したり、会って可愛がるというのも良い方法です。

自分で飼うより、会う頻度の高い近親者へのプレゼントという方法で飼う人も増えています。また、テーマパークなどのレンタル犬などで散歩など触れ合いを楽しむというのも一つの方法としておすすめです。

猫好きな人なら、お友達と猫カフェに行くのもいいかも知れません。自宅で同居するペットとは違いますが、会いにいく楽しさがあります。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。

犬は飼い主を選べません。もちろん、可愛いと思って飼うのは分かりますが、散歩が出来ないでいたり、歩行が困難な高齢者が若い犬を引いているのを見ると心配になる人は多いようです。

遺棄や虐待に繋がってしまう懸念もあり、問題として考える人は増えています。ペットは最期まで面倒を見れる年齢で飼いましょう。

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