犬は室内で飼うべきなの?犬を取り巻く環境の変化とは

少し前は犬は外で飼うものという風潮がありましたが、家族の変化とともに少しずつ飼う側の意識も変化しています。また、庭の広さなど屋外に十分な飼育場所を確保できないなどの住宅事情もその理由のようです。

しかし、犬を室内で飼うことを推奨するには他にもさまざまな理由があるんです。

犬を飼う側の意識が大きく変化しています

最近新たに犬を飼う人の傾向を見ていると、始めから外で飼うという意識が無い人が目立ちます。

犬を飼う人のタイプはさまざまです。一人暮らしの人、子供のいない夫婦、そして子供のいる家族などに分かれており、どの層が特に多いということは無いようです。

この中には少数ながら高齢者も含まれており、屋外での飼育は高齢者や郊外に住む場合に多い傾向は見られるものの、全体的には室内が増えているようです。

中には、屋外飼いから室内に変更を検討する人もおり、犬の飼い方が急速に変化していることがうかがえます。

室内飼育が増えている理由は、住宅環境の変化です

出典:shutterstock

住宅事情の大きな変化は理由の一つと言えます。マンションなど庭という感覚のスペースを持たない居住空間が増えたことです。

そして、犬を飼う目的が大きく変化したことにもあります。昔は番犬という役割を目的に飼う家庭が多く、その為屋外での飼育は番犬の条件でもあったわけです。

しかし、この番犬という役割が無くなり、癒しという目的で飼育する人が増加したことで、犬を屋外で飼育するという概念が急激に低下していると考えられます。

もちろん、性格によっては番犬に向いている犬もおり、番犬としての役割を期待している飼い主もいます。しかし、それは本来の目的ではない為、外で飼う理由が無いのです。

犬を屋外で飼育する場合、健康上の問題点が考えられます

狂犬病予防接種や混合ワクチンなどの徹底で、狂犬病や感染症への感染の心配は激減しており、心配は少なくなっています。

しかし、衛生面はかなり心配されます。その一つは被毛の汚れや体臭です。例えば、月に1〜2回のシャンプーを実施した場合でも、ほとんどの犬は室内飼いに比べて汚れがつきやすくなるのは否めません。

耳掃除や歯磨きといったケアも届きにくい傾向が多く見られ、感染症以外の疾患なども考えられます。犬小屋の置き場所によっては夏の直射日光や寒さ、風雨を上手にしのぐことが出来ず、健康上のトラブルに繋がることもあります。

繋いでおく場所によって連れ去りも心配されます

出典:shutterstock

日本で今懸念されていることの一つが飼い犬を連れ去ってしまうということです。日中留守にすることの多い家庭の場合には、誰もが容易に入れる場所での屋外飼育は連れ去りの原因になりやすい傾向があります。

また、うかつに犬に手を出す人も意外と多いものです。留守中に犬に手を出すなどかまうことで、噛まれたというトラブルになることも少なくありません。

隣家と近い位置に繋いでいたり、道路に面している場合には、自分から犬に触れておいてケガをすると騒ぎを起こす人もいます。こうした近隣トラブルは出来れば避けたいものですよね?

屋外という隔離された場所でのストレスも考えられます

また、外部とのトラブルなどの他に懸念されるのは、犬が受けるストレスです。

犬は本来群れで生活する生き物です。家族と隔離された空間での生活は、犬をストレスにさらすことになります。

さらに、夜間や家族が誰もいない留守の間には、屋外に置かれることで不安を感じる犬も実際には多いようです。

番犬をさせたいという考えや、外で自由にさせるのが犬にとって幸せと考えるのは、単純に人間の勝手な思い込みや考えであるということに気づきましょう。

犬を室内で飼うことのメリットは清潔であること

一方、近年増えている室内飼育は、小型犬に多く見られましたが、最近は大型犬にも増えています。

室内飼育のメリットはかなりあります。まず第一に清潔であるということです。被毛の汚れや体臭の付き方が歴然と違うのはもちろんですが、ダニやノミ、といった虫からも防ぎやすくなります。

多くの飼い主はダニやノミ予防を毎年行いますが、散歩や運動の限られた時間だけ屋外で過ごすのと、一日中屋外にいるのとではかなり違いは出ます。

室内飼育の場合はシャンプーなどのお手入れをこまめにする頻度も高く、皮膚トラブルなども少ない傾向は見られます。

室内飼育は飼い主とのコミュニケーション能力が高い傾向にあります

さらに、室内飼育の犬は屋外飼育に比べて、飼い主とのコミュニケーション能力が高い傾向にあると言われています。

もちろん、屋外飼育が飼い主を認識しないというわけではありません。性格など個体差はありますが、犬にとって人間の家族という一種の群れの中で終始暮らすということは、安心感を得ると同時に信頼関係の構築にも繋がるようです。

ただし、一緒に遊んだり触れ合う時間をどれだけ取っているかも重要なので、室内飼育でも狭いケージに入れたまま拘束している上にほとんど触れ合わないという場合は信頼関係も薄い傾向はあるようです。

屋外で飼育していた犬を室内飼育にすることも可能です

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