ペット飼育が禁止でも、魚や鳥はOKなことも多いです

ペット飼育禁止とされている物件では、一般的には観賞魚や小鳥などの類は除外されていることが多いものです。

禁止対象となるのは犬と猫を中心とした哺乳類としている所がほとんどですし、多くの物件では規約に書かれています。

ペットの飼育を禁止している物件の意味や、規約違反をした場合に起こりうる影響とは?

ペット禁止物件を選ぶ人の傾向を考えてみましょう

出典:shutterstock

ペットの飼育禁止の物件で犬や猫を飼った場合にトラブルになりやすいのはマンションなどの集合住宅に多く見られます。

それは、ペット飼育禁止を謳っていることで、動物アレルギーの人や動物に対して恐怖症を抱えている人などが本来安心して暮らせる物件でもあるからです。

自分にとって安全と考えて選んだ物件に犬や猫を飼育している人がいたらどうでしょうか?

特に犬を飼育している場合には、散歩など屋外に出す機会も多く、エレベーターや通路、エントランスといった共用部分を使用する頻度が高くなり、動物アレルギーの人にとって深刻な問題になります。

アレルギーや恐怖症を抱える人は症状が深刻なことも多いのです

動物アレルギーは最近聞かれるようになったアレルギーの一つですが、食品などのアレルギー同様に考えたいものです。人によってもちろん程度の違いはあります。

犬や猫に触った時に軽くその部位が赤くなる程度といった人もいますが、発疹などが出来る人も多いものです。

抜け毛に反応する場合も多く、自分では飼っていない場合でも、犬や猫が頻繁に利用する場所など被毛があれば反応することも珍しくありません。

フケや尿などもアレルギーの人には反応が出やすい要因と見られています。さらに、接し方によっては呼吸困難を起す場合もあります。

また、犬に対して恐怖症を抱えていると犬の気配がするだけで外出出来ないこともあります。

ペット好きの人は、動物が苦手な人に対する配慮が欠けてしまう傾向も

出典:shutterstock

犬や猫を飼っていると、動物アレルギーを抱える人や恐怖症の人に対しての配慮が欠けてしまう傾向は確かにあります。特に飼育禁止でも飼う人の中には、自分の犬は周囲にとっても可愛いと考える人もいます。

また、小型犬に限らず
「自分の犬は安全である」
「迷惑はかかっていない」
と考えてしまう人は意外に多いようです。

しかし、実際にアレルギーを抱えている人の中には発疹などの症状が表れる人も多く、辛いものです。呼吸困難の不安を抱える人もいます。

そして、犬に恐怖症を持っている人にとっては小型犬であろうと非常に恐怖です。その怖さの度合いは、例えば凶器を持っている人を目撃したものに匹敵する人もいます。

罪悪感を感じながら飼育を続ける人もいます

一方、中には罪悪感を感じながら飼っている人もいます。引越す以前から飼育していて手放せない場合などもあるようですが、その物件に住んでから禁止と知っていて飼う人も少なくありません。

犬の場合に懸念されるのが声帯除去手術といった処置です。ペットを飼育しているのが周囲に知れてしまうのはまず鳴き声からというのが多いものです。

そこで、声帯除去に踏み切る飼い主もいるようです。実際にはかすれた状態に落ち着くということが多く、個体差も見られます。

また、吠える行為自体は続ける為、犬のストレスを増やす傾向が強いという見解も目にします。一方肯定派も存在しますが、その場合飼育出来る条件であることは前提です。

飼育が発覚した時や問題が起こって犠牲になるのはペットです

ところで、ペット飼育禁止の物件で飼育したことで起こるトラブルは、過去にさまざまな裁判に発展しています。

一審では、規約違反をしている飼育側が勝訴するといった驚きの判決が出ることもあるようですが、事件の種類に関わらず地方裁判所の場合は裁判官によって意外な判決が出ることは珍しくありません。

多くの場合、二審や高裁では誰もが常識的と考える判決が下ることが多く、ペット飼育に関しては違反者が罰せられる結果となるのがほとんどです。

特に、住民のアレルギーや体調不良との因果関係が認められてしまったり、飼い犬が住民を傷つけるといった事態が発生したら、慰謝料請求やペットを手放すことも十分想定できます。

生き物を飼うという意味をしっかり考えましょう

放棄されてしまったり、保健所に送られてしまう犬や猫を作る原因は人間です。

さまざまな人が生活する社会では、それぞれの人が暮らしやすいように考えられ、決められたルールがあります。ペット飼育禁止物件があるように、飼育を認められた物件も当然存在しています。

中には専用のドッグランが併設されていたり、内装や設備といったペットに最適な物件もあります。もちろん、飼い主の仕事や生活スタイルによって必ずしもそんな物件が都合良く生活圏内に見つかるとは限りません。

しかし、飼育途中に引越しを余儀なくされたり、新たに飼いたい場合には、ペットにとって最良の条件を考えてることで不幸な犬や猫は減っていくと思います。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。
飼育禁止物件でのペットの飼育は、実際にはそれぞれ異なった事情も存在します。

途中で契約内容が変更されてしまったり、やむを得ない事情のある飼い主はほとんどが犬や猫の命を優先した対応をしているようです。

しかし、禁止されている所で飼う行為は最後はペットの為にならないことを考えたいものです。

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