日常と隣り合わせ、犬にまつわる事件

散歩中やお出かけなど、飼い主としては十分気をつけていることでも、第三者の常識や行動によって思わぬ事件に発展してしまうこともあります。

そして、それは犬を飼っていない人によって引き起こされることも多いようです。
愛犬が巻き込まれてしまう危険性もある事件とは何でしょうか?

実際にあった愛犬が巻き込まれた事件例

ある小学校で課外授業を実施した時です。宿泊施設に滞在中の自由時間に、数人の児童と先生がグループで近所の散策に出たそうです。

気持ちよい田舎道で犬の散歩をしている人を見かけた児童は大はしゃぎ。すぐに犬に駆け寄ったそうです。犬は中型犬でしたが急に囲まれたことで興奮したようです。

「噛むかもしれないから手は出さないでね!」
警戒した飼い主さんは児童たちに忠告しました。付き添いの先生は何も言いません。

飼い主さんは仕方無く犬を引き寄せながら児童達を静止し、注意しますがまったく耳に入らない児童の一人がスキをついて犬を掴んだ時に事件は起こりました。犬が児童を噛んでしまったのです。

先生、保護者の対応、そして飼い主の責任

この間、先生はまったく児童を止めたり注意することはなかったそうです。むしろ子供達の様子を離れた所からニコニコしながら見ており、噛まれた騒ぎで始めて駆けつけたそうです。

知らせを聞いて児童の親は飼い主に賠償金と犬の処分を迫りました。当然ですが、噛む可能性を伝えて注意を促しながらガードしていた飼い主さんは納得いきません。

犬にはリードを付けていたこと、十分注意を促したこと、そして、児童の行動を黙認していた先生の監督不行き届きが問題になり、飼い主の責任は問われずに済んだそうです。

子どもたちが犬をなでた背景がありました

出典:shutterstock

飼い主が注意しているのに、何故子供達はそんなに犬に触ることに夢中になってしまったのでしょうか?実はこの事件には意外な背景がありました。

それはその小学校の一部の先生による教育方針でした。普段からその先生を中心に
「動物は可愛いから撫でてあげましょう」
と児童に言い聞かせていました。

確かに動物を可愛がることを教えるのは良いことですが、下校中に遭遇した散歩中の犬や敷地内で繋がれている犬にも
「触って遊ばせて貰いましょう」
と教えていた為に、犬を見かけると飼い主にも断らず敷地内でも勝手に入り込んでしまうという困った生徒もいたのです。

この先生はこの事件で問題視され、後日厳しい注意をされたそうです。

ペットに対しての常識が異なる人もいます

ところで、犬を飼っている人であれば、散歩中に会った大人や子供連れなど、犬に興味を持って
「犬種は何ですか?」
「触っても大丈夫ですか?」
などと声をかけられた経験のある人は多いのではないでしょうか?そんな時にはどうしていますか?

犬のタイプによっても対応は変わると思いますが、丁寧に声をかけられれば、普通の人なら心良く撫でてもらったり答えると思います。犬に慣れていない小さなお子さんなら、犬が怖がらない撫で方を教えてあげたりする人もいるでしょう。

しかし、中には先程の先生のような、やや偏った考えを持った人もいて、自分は常識的に犬を連れていても思わぬ事件に発展することもあるんです。

他人を噛んでしまったら実際に訴えられてしまうことは少なくありません

犬を見かけると、つい撫でてしまうという人は多いようです。
しかし、例え自分から犬に近寄ったのがきっかけでも、いざ噛まれてしまうと途端に被害者という考えに変わる人が多いものです。

もちろん、飼い主の対応にもよりますが、繋ぎ方や飼育環境にはまったく問題がない場合や、飼育している敷地内で勝手に触った場合でも慰謝料を求めてくる人もいます。

しかし、多くの場合、自分から犬に近づいたという場合には被害者の方も過失割合が認められ、飼い主側の過失は少ないといった判決が多いようです。

実際に被害者の主張がほぼ100%認められた事例は、ノーリードで放し飼いの犬に噛まれたという場合がほとんどのようです。

ノーリードにせず常識的に飼っていることが大切です

出典:shutterstock

敷地内では犬を放し飼いにしているという人もいます。そうしている人は大概しっかり塀を廻して逃げないようにしていますし、来客があった時にも犬の所は通らないような配慮をしている家は多いようです。

特に吠え癖など迷惑なことが無ければ、自宅の専用ドッグランというだけで問題は無いと考えられるのが一般的です。

実際に訴訟となると裁判官によって判決はさまざまですが、敷地内で常識的に飼育していたり、散歩中もリードをつけて普通に歩かせていれば、一般的には犬の処分命令まで受けることは考えにくいものです。

犬を怖がらせたり興奮させたりする人には、飼い主として十分気をつけたいものです。

まとめ

最後までお読み頂きありがとうございました。
犬が他人を噛んでしまった、または愛犬がよその犬に噛まれたという事件は他人事ではありません。

もしも愛犬が興奮しやすい犬で噛んでしまう可能性がある性格なら、散歩中に口輪をするなどの配慮も必要です。

そして、狂犬病予防接種などもしっかり行い、万が一のことが起こらないよう、普段から配慮が必要です。

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